
現代は文化の時代だといわれています。高度成長期につくられた企業と会社と個人、そして家庭の相互関係は「文化の尊重」という時代精神のなかで、根本から変わろうとしています。いわば社会の進歩と変化を空間に反映するディスプレイもまた一層大きな役割を期待されていることを痛感します。
さて、これまでチクバが顧客様から頂戴した評価のうち、最も誇らしく思う言葉は“チクバに任せておけば安心だ”というものです。それは、時間(納期)が守られ品質にムラがないことのふたつの実績に与えられた信頼のお言葉であると思います。この2点のほかに、私たちがモットーとしていることは、「手間を惜しまず、いいものを創れ」ということ。単に「ものを創る」のではなく「いいものを創る」ためには常にいま一歩、より多くの材料・パフォーマンスが必要であるかもしれません。それに伴うコストは全体から見れば小さなもの。しかし、その小さな差が品質と顧客様のご満足度を決めるカギを握っています。目先の利益追求で妥協することなく、計画性をもって製作にあたり、良いお仕事と良い客層を大切にする。チクバはこの姿勢を堅持し、今後とも顧客と会社からの信頼を第一に、創造に徹し、技術を磨き、社会に貢献してまいる所存でございます。
代表取締役 竹馬和彦